さて早いもので、今年もこの時期がやってきました、第4回Y−1グランプリの受賞者発表です!!第4回となる今回も、1年を通してたくさんの応募ありがとうございました。さて毎月の「月間賞」を受賞した作品の中から、竹書房側より4作品、ライブドア側より2作品が最終選考にノミネート。その作品を9名の審査員と、編集部代表とで真剣に審査した結果、今回は準グランプリが1作品。佳作1作品という結果でした。もう第5回が始まっておりますが、是非皆さんの熱い投稿をお待ちしております。
| グランプリ(賞金100万円) | 該当者なし |
| 準グランプリ(賞金50万円) |
「単発ネタ」 鹿嶋しろう |
| 佳作(賞金20万円) |
「腐女子彷徨」 町田すみ |
| 最終ノミネート作品 |
「兄がライバル!」原作・かさまひろゆき 作画・朧月 |
| 「ウサマニ」原作・瀬璃春杜 作画・鳥原 秋 |
| 「とらんしすた」矢吹マオ |
| 「ベジっぷり」作画・イコ ネーム担当・ミキ |
| 「恋と変」三浦重人 |
- 審査員
- 秋月りす、いがらしみきお、植田まさし、大橋ツヨシ、田中しょう、堀田かつひこ、みずしな孝之、ラレコ(五十音順・敬称略)、編集部代表
- :作品タイトル
- 単発ネタ
- :作者名(受賞者)
- 鹿嶋しろう
- :受賞コメント
- 2010年度Y1グランプリに殆ど通年で参加させて貰い、本当に初歩の初歩から勉強させて頂きました。まだまだ未熟ですが、Y1で見てもらった方々へ失礼にならないよう努力して行きたいと思います。この度は大変名誉ある賞を頂き本当に有難うございました。
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秋月りす
拙く見えて、実はいい絵です。ネタもできていて表現にも工夫があり、漫画雑誌以外にも載りそうな広がりがあります。余白に残るちょっとした叙情が強味。
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いがらしみきお
絵がいいと思う。4コマじゃないものを描くべき。
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植田まさし
面白い。とても新人とは思えない。一人主人公を決めたものなども見てみたい。
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大橋ツヨシ
単発のネタを飽きるほどたくさん描いてから、自分のネタに合ったキャラクターを作るという手もありますから。がんばってください。
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田中しょう
素朴なイメージの絵柄だが画力もあり、アイデア、センスとも申し分ないです。売れるまで描き続けて欲しい。
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堀田かつひこ
面白いです。特に、さめた感じのするオチのものがいいですね。「野菜」や「つるの恩返し?」「子供」は笑いました。絵も内容に合っていて良いと思います。色が上手いです。
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みずしな孝之
うーん、いまいち僕には面白さがわかりませんでした。雑なことが効果的に読めることもあるのですが、これはちょっと損をしている感じがします。
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ラレコ
全体的に墨を混ぜたような色合いが妙に叙情的。雰囲気はあるのですが、抑え目の絵柄のせいか難解なわけじゃないのに、いまひとつ伝わってこないネタが目立ちました。
- :作品タイトル
- 腐女子彷徨
- :作者名(受賞者)
- 町田すみ
- :受賞コメント
- 佳作という有難い賞を頂けて大変光栄です。ありがとうございます! 周りの方々のお陰さまです。月並みなことしか言えませんが、今回のことを生かしてこれからも精進していきたいと思います。
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秋月りす
腐女子の描き方に新鮮味がありません。説明不足でわかりにくい所もあります。読者に「腐女子」に興味を持ってもらう工夫が必要です。
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いがらしみきお
それ風のマンガ。もう少しダークにすると良かったかも。
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植田まさし
心の動きをネタにする漫画にもアイデアは必要。絵は文句ないのだから、もっとアイデアを考えて下さい。
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大橋ツヨシ
個人的には、こういうの気持ち悪くて好きじゃないんですが(笑)。 絵もテンポも読みやすくて良いと思いました。がんばってください。
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田中しょう
アイデアがややひとりよがりで読者に伝わりにくい。雰囲気のある絵ですが、もう少し個性が欲しいです。
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堀田かつひこ
絵は丁寧に描けています。ストーリー、会話中心では盛り上がりに欠けてしまうのでは…? 主人公のキャラももう少し掘り下げて個性を強調して欲しい気がしました。
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みずしな孝之
漫画とても上手い。4コマとしての読みやすさがずば抜けていると思いました。腐女子テーマなのにいやらしさやジメジメしたものを感じさせないので、いろいろな題材でも描ける方になると思います。
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ラレコ
主人公の妄想を軸に進むが、適度な生活感もきちんと描けており地に足がついている印象。こんな人、わりと普通にいるんだろうなと思いつつ、キャラに微笑ましさを感じました。
腐女子彷徨
- :作品タイトル
- 兄がライバル!
- :作者名(受賞者)
- 原作・かさまひろゆき 作画・朧月
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秋月りす
絵は可愛く、4コマの基本的な構成力もありますが、話もエピソードも、どこかで見た感じです。オリジナリティの肉付けがないと面白くなりません。
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いがらしみきお
こちらもそれ風のマンガ。笑わせなくとも良いのでは。
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植田まさし
設定が少々普通でないだけで、内容はいたって普通。
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大橋ツヨシ
よく見る設定のように感じました。どこかオリジナルな部分が1つでも入れば、もっと良くなると思います。がんばってください。
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田中しょう
わかりやすく、可愛らしい絵柄がアイデアとマッチしてより好感が持てます。キャラのメリハリをつけるともっと良くなります。
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堀田かつひこ
場所がわかるようにもう少し背景を描き込んだ方がいいでしょう。ストーリー、設定を生かし。いろんな事件(エピソード)を起こして欲しいです。
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みずしな孝之
便座を戻さないネタがとても良かったので、全体として2人の差がもっと極端に見えるようなキャラの生きたネタがあるといいなと思いました。
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ラレコ
ほわっとした絵柄が可愛いです。恋敵と言えるほどのエピソードがないので、葛藤からくる笑いに乏しい所が惜しい。
兄がライバル!
- :作品タイトル
- ウサマニ
- :作者名(受賞者)
- 原作・瀬璃春杜 作画・鳥原 秋
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秋月りす
「リアルなコンビニもの」と「変人キャラもの」のどちらに軸足を置くのか、世界観を固めた方がよいです。あと、4コマとして流れがギクシャクした所もあります。
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いがらしみきお
もっとマニアックにするしかないかも。
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植田まさし
面白い。まるでトリオのコントみたいで、一人一人のキャラも良い。
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大橋ツヨシ
キャラクター全員、目に力が無いというか…人形が動いてるような印象を受けました。キャラ分けはしっかりできてると思います。がんばってください。
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田中しょう
画力、テクニックもありますが、構図とアイデアが単調になってしまうのが惜しいです。
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堀田かつひこ
店長と店員の友達みたいな力関係とか、チェーン店なのに制服を作ったり内装を考えたりと、意識的に自由な設定にしたのだと思いますが、その分、説得力に欠けたようです。
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みずしな孝之
全体的にネタはそれほど悪くないのに、見せ方のバリエーションが少ないのが勿体ない!
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ラレコ
エキセントリックなキャラが多数登場するが印象がバラけてしまっている。可愛いもの好きな店長を軸に据えて全体を構成したものが読みたいと思いました。
ウサマニ
- :作品タイトル
- とらんしすた
- :作者名(受賞者)
- 矢吹マオ
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秋月りす
SF設定のわりに話に新鮮味がありません。エロ味も薄い。売りがどこなのかわかりません。
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いがらしみきお
またそれ風のマンガ。絵さえ描ければ良しとする姿勢が問題。
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植田まさし
漫画というのは、普通のことを異常に描くのが本来の姿で、異常なことを普通に描いても面白くないのでは?
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大橋ツヨシ
姉が弟に望むこと、させることが普通すぎるかなと思いました。もっとぶっ飛んでもいいと思います。がんばってください。
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田中しょう
単純な展開ですが、それを納得させてしまう可愛い絵柄だと思います。今後に期待します。
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堀田かつひこ
買い物の話のように外での他人を巻き込んでのエピソードで、もうひと騒動起こして欲しいですね。
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みずしな孝之
話の運び方、画力など、まだまだな部分も多いですが、このまま姉のド変態さをもっとエスカレートさせていくと奇跡の名作になってしまう可能性が!
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ラレコ
外見が女、中身は男という設定のわりに主人公の思考や挙動がどちらかと言えば女性的。設定を生かす落差が生まれていないのが勿体無い。
とらんしすた
- :作品タイトル
- ベジっぷり
- :作者名(受賞者)
- 作画・イコ ネーム担当・ミキ
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秋月りす
八百屋という舞台、野菜というテーマ、雑学という小技。絞り方は面白いです。ただ、このやり方ではこれ以上の発展は難しいかも。
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いがらしみきお
雑誌に合わせたものを描く人ばかりである。
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植田まさし
わりと面白かった。野菜だけでこれだけ話が作れるのだから、ほかのものでもできるはず。ただ、もう少しひねったオチがほしい。
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大橋ツヨシ
キャラクターの大きさや位置など構図をもっと意識してみてください。がんばってください。
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田中しょう
画力的には問題はないのですが、やや内容が説明調なのでもう少しストーリー性を出した方が良いのかも…。
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堀田かつひこ
オチもひとつひとつ、それなりについてるんですが、ドラマ(ストーリー)がないので、その分、話に引き込む力が弱いようです。
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みずしな孝之
絵柄もネタも4コマ向きでとても良いです。野菜好きな人達が集うのは見てて楽しいですが、ある意味、出オチになっている所もあり残念。
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ラレコ
絵が上手く、被り物やコスプレ描写に思わず笑わされてしまいました。反面、八百屋を舞台に野菜談義に終始してしまう生活感ゼロの展開が“?”
ベジっぷり
- :作品タイトル
- 恋と変
- :作者名(受賞者)
- 三浦重人
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秋月りす
絵は抜群に上手です。ネタもできています。ただ、構成に難があり読みづらいです。
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いがらしみきお
ギャグじゃないものを描いてみるのもいいのではないか。
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植田まさし
この絵で4コマもいいが、量産できるのか心配になる。
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大橋ツヨシ
キャラクターが写実的なわりには、タイガーマスクのマスクが雑なので残念でした。がんばってください。
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田中しょう
ギャグのセンス、画力ともピカイチ! ただ、4コマというワクにおさまるのかどうか…? 売り方に悩むと思う。
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堀田かつひこ
最初の2本(特に2本目)のちょっと仰々しいような、ちょっと外してるようなセリフ回しがくどさも含めてとても笑えました(オチも…)。この部分を伸ばしていかれたらいいのではと思いました。
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みずしな孝之
昔のエロ本のマンガのような、読んでて不安にかられる不気味な読み応えを感じます(良い意味で)。キャラがマネキンみたいなんですよね…(褒めてます)。『恋と変』というタイトルも良いです。
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ラレコ
作者名が書いてあるリーゼント野郎が好きです。シリアスな絵柄とネタがかもし出すすっとぼけた味は武器ですが、セリフの多さに埋もれて武器が生かしきれていないのが勿体無い。
総評
こちらデイリー4コマ編集部です。
4コマ漫画新人賞「Y−1グランプリ」も4年目が終了しました。
今年、デイリー4コマ出身の「鹿嶋しろう」さんが、「池尻エリクソン」さん以来二人目の準グランプリを授賞し、デビューが決定しました。投稿者の皆様の先輩として今後もがんばっていただきたいと思います。
各作品に向けた審査員の先生のコメントを読むことで、どんな所を評価しているのか、そしてどんな所を改善して欲しいと感じているのか、投稿者の皆様にとってもためになると思いますので、読んでおいてもらいたいと思います。
さて、今年のデイリー4コマ側では、総投稿数が約1600本。投稿者数も前年度とほぼ同じ約260名となり、投稿数、投稿者数も横ばいとなっております。ありがとうございます。
第5回からは仕様も変更し、今まで以上にデビューのきっかけとなれるよう、がんばってまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
それでは第5回Y−1グランプリでの、みなさんからのアツイ挑戦、たくさんお待ちしております。
「週刊デイリー4コマY-1グランプリ」では、プロアマ問わず、掲載希望の挑戦作品を随時募集します。挑戦できるのは毎週1作品のみ、1本勝負となります。応募された中から編集部が厳選した作品が、毎週月曜12時から金曜12時まで、ユーザの投票により優劣を競います。
その週における「週刊デイリー4コマY-1グランプリ」の結果発表は、その週の金曜12時から翌週月曜12時まで。バックナンバーにも残ります。
また、「週刊デイリー4コマY-1グランプリ」の中から、毎月「デイリー4コマ Y-1グランプリ月間賞」を、編集部の選考で決定します。月間賞を取った作品は賞金3万円を獲得!
そして、竹書房側の月間賞を取った挑戦者とあわせ、翌年4月に行われる審査員による投票を経て、1年間のグランプリ、準グランプリ、佳作を決定いたします。
※なお、デイリー4コマ 季間賞は、デイリー4コマの更新終了にともない終了とさせていただきました
皆様の挑戦をお待ちしております。